こんにちは、タカミです。
写真や映像を使ったお仕事をしております。
前回の
の続きです。
まずは質問内容の確認から
- 会議中の映像ってどうして不鮮明なんですか?
- 背景をボカすには?
質問内容からPCのカメラとフルサイズミラーレス一眼の違いをみてみましょう!
くぼちゃん
会議中の映像ってどうして不鮮明なんですか?インカメラがしょぼいから?
映像が不鮮明な理由のほとんどが相手側カメラの解像度に原因があります。その他お互いの通信速度が安定しているか、こちら側のPC画面がFHD以上の解像度があるか、理由は様々ですが、ボヤっとした不鮮明な映り方は相手側のカメラによるものがほとんどです。
MEMO
カクついたり映像がフリーズする場合はどちらかの通信環境に問題があるか、4K,8Kなど扱う映像データが大きすぎる場合があります。
視点を変えると、あなたとのミーティングは不鮮明で見にくい!そう思われているかもしれません。サロンオーナーや、ビジュアルを大事にしないといけない立場だと、相手にそう思われている可能性はあります。なにせ世の中はオンラインでも高解像感を!という動きなので、敏感な方はご自分のカメラを解像感よいものに変更して収益を挙げているのが実状です。
では解像感のよいカメラってどういうものを指しますか?
解像度はカメラのセンサーである映像画素子の数で表します。ですので、webカメラなら商品表示に【FHD】【フルHD】【1080p】と明記されいるものは表示は違えど内容は全て一緒なのでこのどれかの表示があれば解像感のよいカメラとなります。
同じ意味
【FHD】=【フルHD】=【1080p】
フルサイズのミラーレス一眼カメラだと、【8K】【4K】最低でも【フルHD】で収録や映像配信、オンライン会議が可能ですので、輪郭のハッキリしない不鮮明な画にはなりません。人物はエッジの効いたシャープでクリアな映像で、背景はレンズの明るさや焦点距離などで様々な演出が可能になります。
TVやYouTubeで目にしている画はほとんどがFHD(フルエイチディ)と呼ばれるもので、画素数が1920pix×1080pix(1080pと表記される事も)です。世界中の人々が一番慣れ親しんだ映りですね!
雰囲気良く背景をボカしたいのに全てにピントが合ってしまうのはなんで?
webカメラの売り文句に「遠い景色も近い被写体もくっきり鮮明に映し出す「オートフォーカス機構」を搭載」なんて文言があります。これはセンサーサイズの特性で、小さいサイズのセンサーはボケにくく全てにピントがきやすいという特性があります。
では背景をボカすにはどんなカメラを使ったらいいですか?
小さいセンサーはボケにくく全てにピントがきやすいと書きましたが、ボカすならセンサーサイズの大きなカメラを準備する必要があります。予算度外しなら中判カメラなのですが、これはあまりに現実的ではないので、1番のオススメはフルサイズミラーレス一眼カメラです。
センサーサイズの図解にもあるように、その他【APS-C】【M4/3】【1型】のセンサーがありますが、雰囲気の良いボケ感を出すなら【フルサイズ】には適いません。しかもミラーレス一眼はここ3年くらいで顔や瞳のAF(オートフォーカス)性能が抜群に良くなりました。顔出しの会議、ミーティングなら間違いなくあなたのお顔を認証して、どこまでも追従してくれますよ!
MEMO
webカメラやPC内蔵カメラの良いところは、小さく、軽く、持ち運びやすく、接続も操作も簡単しかも安いといったところでしょうか!小さく軽く内蔵までできるということは、センサーサーズを小さくしなければなりません。だから全てにピンとが合ってしまうのですね~
うんちくはココまで!
次回はフルサイズミラーレス一眼を
webカメラにする時に必要な周辺機器や
便利機器を紹介していきます。
コメント