カメラを買ったのに、うまく使いこなせない
出張撮影で同行していると、その家族の方、親族の方々が
ミラーレスカメラを買ったけど、うまく使いこなせなくて~
とか
カメラ持ってるけど、どうしたら上手に撮れるかわからなくて~
とか
写真のセンスないんですよね~
なんて事をよく耳にします。
皆さん良いカメラをお持ちなのに勿体ない
今回はカメラ初心者さんが、
難しく考えなくても、
なんとかなっちゃうカメラの設定を解説していきます。
撮影のモードがある事を知っておこう
撮影モード:A(Av)
ミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラ、
コンパクトデジカメ、
バカチョンカメラ以外のほとんどには、撮影モードがあります。
カメラメーカーは各種ありますが、表現の方法はほとんど同じです。
P:プログラムオート
A:絞り優先モード
S:シャッタースピード優先モード
M:マニュアルモード
Aモード(絞り優先モード)で撮れば大丈夫
カメラ初心者さんや、カメラ買って間なしの方は、
結論、撮影モードは絞り優先(A)で撮れば大丈夫です。
では、うまく使いこなすために他の設定もしていきます。
- f値:開放(1番小さい数字)
- ISO:オート
- ISOオートの時の低速限界:1/125sec
- ホワイトバランス:オート
ここまでやってみましょう。
ホワイトバランス:オート
オートの低速限界
カメラによっては、
「ISOオートの低速限界」が
無い物もあるかもしれませんが、
残り3つは必ずありますので、
設定してみましょう。
屋外ではプロでも多用
私もプロのカメラマンとして
20年以上スタジオ撮影や
ロケーションフォトに携わってきましたが、
限られた時間内に撮影を終えなければならない時
待ったなしの1回勝負の時
雲の流れが早く晴れたり曇ったりする時
などは「Aモード」(絞り優先)を多用して撮影します。
背景をぼかしたい
背景をぼかした写真が好まれますが、
f値を1番小さい数字にすると
被写体にはピントが合って、背景はよくボケます。
他にもボケとは少し違いますが、
レンズの望遠端で撮ると
圧縮効果で画像が滲むようなボケ感を出してくれます。
この圧縮効果は今までの体感ですが、
70mmあたりからその効果が発揮されます。
まとめ
今回はカメラ初心者さんにむけて、
お子さんや家族、動物の写真を撮ってみよう!というお題でした。
カメラを買ったけど、
何から手を付けていいか分からない時は、
まず撮影モードを絞り優先のAにしておきます。
続いて設定ですが、
ISOというところがあるので、ここはオート。
ホワイトバランスというところもオート。
f値は最小値。
オートの低速限界を1/125secにしておきましょう!
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